メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第三百四十九話 体型はええんかと。

大学の授業、隙あらばジェンダー平等の話題を扱われる。別にそれはそうなんだけど課題とか感想で美辞麗句を並べなければいけないのがストレスですね。他の授業だと「そこはどうなのかなと思いました」とか反骨リアペを出せるのにジェンダー問題とかは絶対に反論してはいけない感がある。

それにしてもルッキズムとかジェンダーとかそういうあらゆる差別を無くそうぜなんせ俺らは寛大な白人様だ風潮が強いのはいいことですが、どうしても太っていること=絶対悪というのはなくなりませんね。

そりゃ生活習慣病の宝庫みたいな太り方をしている人は社会保障のおんぶに抱っこで税金どうこうみたいな批判ができるかもしれませんが、恋愛対象とスポーツの話でもない限り太り気味の人間にどうこう言う権利はないはずです。テレビでも痩せていれば痩せているほどいい、少しでも周りより太ければ悪いし、疑似恋愛を提供しているアイドル的な枠でなくても太っていればいじっていいという風潮が確実にあります。よくこう言う話をする時に「太ってる=自己管理が〜」っていうカスみたいな反論が来ますが、どう考えても人並みにしか食べてないのに人並みより太っている人はいますしめっちゃ食べるのに痩せてる人もいます。太っている人を自己管理論でこき下ろしていいのはめっちゃ太ってたけど無事減量に成功した人だけで、これまでの人生を特に食事管理なく太っていたことのない己の恵まれた体質を棚に上げて言うやつはカスです。それに肥満を自己管理でdisるなら過度なダイエットで体調崩す方がよっぽど自己管理できてないですよ。

 

ちなみに誤解しないで欲しいのは僕は普通に好きなように食べて好きなように太っているので「いや俺が太ってるのは体質が〜w」とか言うつもりはないですし自己管理論でdisるのはさほど問題ないですよ。普通に学生時代より太ってて水泳の障害が出てるので少し痩せなきゃと思っていますし。

まあそれにしたってこの現状をフェアだとは思っていないので己の言動だけでも変えていきましょう。まずは「あれw太ったw?」に変に噛みつかないことです。「うん」でいいんですよ。だって太ってんだし。

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そしてその逆に「痩せたことの指摘はまあ褒め言葉でしょ」と脳死でやらないことです。太る=悪を少しでも弱めるのが理想ですがそれだけでは面白くないので痩せ=善も弱めていきましょう。アファーマティブアクションというやつです。多分違います。よく痩せてる人に「ちょっと太りたいんだよな〜w」とチラチラ喧嘩を売られたことがありまして、多分そいつらは僕を煽っていたんだと思うんでけど本当に気にしてる人も確実にいます。その人に対して「え〜痩せてる分にはいいじゃん!」と無理やり褒めるのはあまり優しいとは言えないでしょう。

 

まあここまで屁理屈こねくり回してきましたけどやっぱり痩せてる方がいいとは思いますよ。自分だってもし痩せたら全力で太ってる人を煽ります。「お前らも『こっち』、来いよ笑」とか言うと思う。

 

次回 未定。