NHKのドラマ、あたりがち。
恋せぬふたり、おもしろいですね。アロマンティック、アセクシャルなふたりの共同生活コメディです。
最近はこういう「生きづらい人」テーマのドラマとか多いけど、程よく説明しながらもその啓蒙ドラマに終わっていない良い塩梅です。
何よりも、NHKでやってるというのが信用出来ます。最近は同性愛やトランスジェンダー方向は浸透しつつも、アセクシャルやアロマンティックに対する理解がない、というか社会が恋愛脳すぎるきらいがあるので、民放でこういうテーマでドラマが始まっても「この人相手なら恋できたわ~サイコ~!!!!!」
みたいなカスエンド、逃げ恥二番煎じルートに行きかねないとハラハラしちゃいます。
ちょっと前の百合漫画、こういう展開多くて嫌い。
例えば、もしお互いアロマアセクの二人が同時に恋に落ちるならば、それはハッピーエンドかもしれません。絵本の読みすぎだとは思いますけど。ただまあ作劇上そんなエンドは考えにくいので多分どちらかが先に好きになっちゃってって展開になると思います。
でもそんなの、裏切りもいいところでしょう。
やが君の七海燈子に勝手に好きになられた小糸侑みたいなことになっちゃいますよ。
やが君はめっちゃ好きだけど、正直七海燈子は作中通して自分勝手な屑だと思ってます。百合なら許されると思うなよ。
まあ、どんな結末になっても受け入れますけどね。ちなみにこのドラマの脚本家、吉田恵里香さんは今年アニメやるぼっち・ざ・ろっく!も担当してるそうです。
次回 未定。