舞台やがて君になるを観ました。
良かったです。
ただ正直な感想としては自分がやが君に関してはかなり原作至上主義者で、アニメ化もそんなにな人間なので、目減りした原作の良さを生の良さ、自分がもえぴのファンであることで同点になったような感じです。まあかなり詰め込まれてたので仕方ないんですけど。
そうだとしても、やっぱりやが君の中で舞台っていうのは象徴的なものなので舞台版という形で見られるのはいいですね。槙くん目線になる感じ。「舞台に上がる」というのがやが君においては恋愛の土俵に上がることという感じなんですよね。その辺の比喩の話がスタァライトを経て自分の中でさらに解像度が上がった気がします。
自分は1巻の頃から追ってる原作ファンで、ソワレを観劇したんですが、ヲタク先輩がマチネに原作ミリしらで完全に小泉萌香さん目当てで行ったらしいんですけど。
まあそうなるよね。
自分はかなり七海燈子を許せない人間です。その話もそのうち書こうと思います。
自分は原作至上主義者といいましたが、やが君本編と同じくらい、スピンオフ小説版の佐伯沙弥香について(以降ささつ)が大好きなんですよ。原作読んだ時は、まあその時から侑に対する態度とかにキレてはいましたが普通に燈子と侑を祝福してましたし、佐伯沙弥香に対しては「まあ、まあ。」くらいのテンションで読んでいました。
ささつを読んで、佐伯沙弥香が本当に!悲しくて!いじらしくて!
もう!七海燈子さんさぁ!!!
いや、本当に。自分も、舞台版のチケットを取った時は「もえぴがキスするのか……」って感じでやが君の舞台を見に行くというよりは小泉萌香さんを見に行くという意味合いが強かったんですけど。
佐伯沙弥香!!!
いや、本当にありがとう……ごめんなさい……。
正直、佐伯沙弥香を担当した礒部花凛さんに、アミュボのYouTubeとかシャニマスの月岡恋鐘のイメージしか持っていなかったので「佐伯沙弥香の役に合うのかな……」とか思っていたんですが、ほんとありがとう。
ささつを経た佐伯沙弥香の解釈そのままでした。
逆に、推しのもえぴであっても七海燈子に対しては「なんだお前!?!?」って感情でずっと見てましたね。
メインストーリーの濃いところを詰め込んでいたので、かなりシリアスな舞台でしたね。観る前は「キスシーンで精神崩壊するかもしれない」と不安だったんですけど、舞台の1シーンとして普通に見てましたね。そういう雰囲気じゃなかった。理子ちゃん先生と都さんのいちゃつきのところだけ口角崩壊してたけど。
自分がなぜここまで佐伯沙弥香に入れ込んでいるのか知りたい人はささつの1.2巻を。「佐伯沙弥香に救いはないのですか?」という人はささつの3巻を読みましょう。
入間人間の慈愛に溢れた性格の悪さを味わって佐伯紗弥香にガチ感情移入ヲタクになりましょう。
次回 未定。