母性、見てきました。
ゼミの報告会が終わって、別に暇になったわけではないですが、「作業しなきゃなあ」みたいなストッパーがなくなって映画を見に行く腰の重さは解消されました。
母性、めっちゃ気色悪い映画でよかったです。一か所全く納得いかない場所がありますが、映画全体の気味悪さとかはすごく好きです。この映画を「ハコヅメコンビ再来!」みたいに紹介する人は人の心がない。
母親を愛し、母親に愛された母親と、その価値観に縛られた娘の話です。
大地真央が愛の話をしだしたので「アイフルだ……」って思った。
かなり社会的な内容ではありましたね。ジェンダーロールだったり毒親、ピーターパン・シンドローム的な問題提起が多い。
まあ、その辺は真面目な映画評論家がなんか論文とか引用しながらFilmarkに書くでしょう。
個人的に刺さったのは、「人に好かれたがる人のムーブ」です。娘は母親に好かれるためにいい子として、母や祖母が欲しがる言葉を探ります。周りの興味を引くことに必死な感じ。
身に覚えがあります。TLで仲良くなりたい人のツイートに空リプをするのはこれに似ています。
僕は常習犯です。ほかにも、自分のツイートに空リプがあったときは当該ツイートに付け足すツイートをしたりします。
自分が言及されていると嬉しいんですよね。
このパッションで生きている割に、対人関係を積極的に進めるのは得意ではないので鬱屈とした、濁ったものが少しずつたまっていっているのを感じます。
埼玉県に露出狂が出たとき、それは僕かもしれない。
次回 未定。