メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第六百二話 老人を笑おう

老人笑うな行く道だ。

 

本当でしょうか?

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特殊な語彙の罵倒。

 

自分は倫理観が終わってるので差別的なネタとかでゲラゲラ笑いますが、それはネタとして消費してはいますが、実際のところ人間の値打ちとかを気にすることはほとんどありません。

3種類の人種を除いて。

 

パチンコにのめり込む人間と、

客引きと、

傲慢な老人。

 

この3種類の属性だけは苦手です。

 

パチンコについては実際にはテクニックとか計算とかあるのかもしれないけど、脳死で打ってるイメージがあるから他の博打と比べても愚かなイメージがどうしてもあります。

これに関しては自戒もありますね。自分が競馬が好きなのはあれこれ予想を立ててっていうのが大きいので、投げやりに適当に馬券を買ったりすると当たっても外れても自己嫌悪します。

 

客引きは、街を歩いていたときに急に客引きに悪口を言われたトラウマがあるのでめちゃくちゃ苦手です。

 

老人はまあ、実際のところインターネットの仮想敵みたいなやばい老人に出くわすことって滅多にないので、基本的にお年寄りには丁寧に接するんですが稀に見かけると本当に苦手だなと思います。

 

それで、冒頭の「老人笑うな行く道だ」といいますが、あの感覚が自分はよくわかりません。「老人笑うな行く道だ」とセットの「赤子叱るな来た道だ」はわかります。

飲酒運転の前科持ち芸能人が飲酒運転事故ニュースを切ってるのは嫌だと言うのも同じですし、もう赤子に戻ることはないからもう自分はその叱りを受けないノーガードで叱れるという立場の不均衡さもあります。

 

しかし、老人を笑ったところで、その嘲笑という罪は自分も老人になったときに同じことをされることで雪がれると思うんですよね。むしろ老人を全く笑わない聖人君子が老人になったとき、笑われたら辛くないですか?

「近頃の若者は老人に冷たい!」って言ってる老人って本当に自分が若い頃は老人を敬っていた人か、自分も老人を蔑ろにしていたことを棚に上げて忘れてしまった人でしょう。

 

直接的に老人を攻撃するのは当然ダメですし、ネットに老人の悪口を書けと言ってるわけでもありません。ですが、心の中で老人を笑っておくくらいの方が、老人になってから若者に蔑ろにされたときに「俺もそうだったなあ」とお互い様にできるような気がするんですよね。

 

というわけで、老人は優しくしつつ、心の中では面白コンテンツとして雑に消費しましょう。

 

 

よくない気がしてきた。

 

 

次回 未定。