メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第四百二十八話 アンチニヒリズム

インターネットをしていると、冷笑的に、虚無的ににならざるを得ないことがある。

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声を上げる人の足を引っ張るとまではいかずとも、世の中のありとあらゆる事柄に声を上げるという選択肢がなくなっていく。

 

以前も書いたが、自分はamazarashiの『性善説』という曲が好きだ。歌いだしの歌詞にもあるように戦争もテーマの一つになっていて案の定YouTubeのコメント欄はウクライナの平和を願うコメントが新着に多く上がっていた。

平和を願うことに逆張りもくそもないが、平和を叫ぶことができない精神性で生きている自分はそのコメント群にもどこか他人事だったが、amazarashiのコンセプトの一つに「アンチニヒリズム」というものがある。

現実の暗い一面をとったような曲が多いイメージのあるamazarashiだが、多くの曲はその暗い現実の中で青臭く希望を見出すストーリーになっていることが多い。なぜ逆張り虚無冷笑ヲタクの自分がそんなamazarashiを好きなのかはわからないが、少しは素直に、ウクライナの平和を叫んでもいいのかもしれない。

 

 

こういうくさい文章を書けるのもアンチニヒリズムです。

あと、声優のラジオの会員になるとそういう素直な気持ちの割合が増えるのでお勧めです。声優の番組は基本的に面白さとかを求めるものではなく「推しの全肯定」という感情の出費なので、界隈の外からすると盲目的で愚かな浪費に映りがちです。Vのスパチャも似た性格のものなので、ここ最近その推し感情貢ぎを裏切られ、完膚なきまでに打ちのめされた事案があったのもその冷笑に拍車をかけていると思います。

でも、そういう気持ちも必要なんだと思います。

 

次回 未定。