映画感想回です。水曜日のシネマっていう映画漫画でブログに毎日感想書いている映画通キャラは嫌な奴だったので自分もそうなのかもしれません。
ハッチング-孵化-観てきました。ふっかふかなので。
多少ネタバレします。
面白かったです。
毒親に精神を破壊されながら拾った卵を温め、孵化した異形を育てる話でした。
自分の少ないホラー映画経験だけで頑張ると、去年やっていたRUNとビバリウムの要素を感じました。RUNはミュンヒハウゼン症候群の毒親から逃げる映画でビバリウムは四次元空間で托卵されるカップルの映画です。どっちも不気味で面白かったです。
自分はお化けとかの怖い話は無理なんですけど不気味な話は好きなんですよね。
それこそ、岸部露伴は動かないとかと異形とか怪異の性質が近いですよね。まあ主人公はスタンド使いではないので追い詰められていきます。
まあ不気味系の映画は大抵の場合社会問題の比喩とかが入っているのでしゃらくせぇといえばそうなんですけどね。
今回も毒親に苦しめられた主人公が温め、孵してしまったものは主人公がもらえなかった母性のメタファーらしいです。なるほどねぇ。
主人公は異形を家族に隠しながら育てるんですが、この異形は鳥なので母親の吐瀉物を食べるんですね。
だから本編中に北欧美少女が嘔吐するシーンがいっぱい出てきます。ちょっと性癖に刺さった。
不気味な怪異映画が好きな人と、美少女の嘔吐が好きな人は見に行くと楽しめると思います。
次回 未定。