今日は訳あって10時間くらい運転してました。ちかれた。
首都高の合流は毎回死ぬと思ってやらなければならない。
今日は面白い人を見ました。アクアラインの夕方の大渋滞で自分の後ろの車の人が我慢できなかったらしく路肩に降り立って立ち小便を始めたんですね。それだけならまだ高速道路で立ち小便をするファンキーな人なんですけど、渋滞中に接触事故があったらしく、立ちション中の路肩を後方から交通管理隊が爆進してきます。
おじさんも早いところ立ち去ればいいのに尿切れが悪いらしく、なかなか退きません。
危ない!という瞬間。
折れたのは交通管理隊でした。「事故発生!速度落とせ!」と後ろの掲示板に光らせながら、左腕を骨折したおじさんの立ちションを見守っています。おじさんを咎めるわけでもなく、ただ道路を横切るカルガモを見守るようにおじさんの放尿を見守ります。
永遠にも思える10秒後、やっと出し切ったおじさんは申し訳なさそうに車に戻り、交通管理隊は現場に向かって行きました。この5分後に覆面パトカーが通過していったので、おじさんの尿意があと5分遅かったらこの人は軽犯罪で捕まっていたかもしれません。
世の中は奇跡で満ちています。
次回 未定。