入間人間作品が好きです。
好きなラノベ作家を問われたら確実に入間人間先生の名前をあげるでしょうね。昨シーズンに安達としまむらがアニメ化されたのでこの機に布教したいと思います。
入間人間作品の特徴として大きいものとしてはその世界観にあります。入間人間作品群は一部のパラレルワールド設定のものなどを除いて、ほとんど全ての作品が同じクロスオーバーした世界観、岐阜県と名古屋市で繰り広げられていきます。大学生の登場人物がいる作品はその特徴が顕著でほとんど全員が急勾配な坂の上の大学(名城大学天白キャンパスがモデル)に通っている描写があります。ふと通行人の描写が挟まれると他作品の登場人物の特徴だったり、他作品の事件が世間話のネタになったり。意地でも全作品を読みたくなりますね。世界観のクロスオーバーに近いんですけど一つの作品においても群像劇のストーリーが多いです。ああいうのはもう一度初めから読みたくなるからずるいよね。
おすすめは『六百六十円の事情』『少女妄想中』『僕の小規模な奇跡』あたりですかね。一巻完結で読みやすいしさっき言ったような群像劇で、回収の仕方が気持ちよくて好きです。
個人的に好きなのは『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズ(特に8巻)と『いもーとらいふ』です。けどこの二つに関してはストーリーがあんまり気持ちの良いものではないので好みは分かれると思います。
まあここまで入間人間作品が好きという話をしてきましたが、実は全作品を読んでるわけではなくて昔のやつはまだ読めてないのも何個かあるんですよね。とても筆の早い人なので既刊に手を出す前に新刊が出てきてなかなか進まない。まあ僕の時間とお金の割き方が漫画とかゲームに振る方が多いからなんですけど。けどまあ「入間人間先生の大ファンです!」とか仰々しく言うならば全作品を網羅していないのは怠慢であり、烏滸がましいと思われるかもしれさんが、「好き」と言うくらいならそれぐらいで自称してもいいのかなぁと思って今回は語ってみました。
こういう話に限らず、昔から「全てを知ってる訳じゃないのに好きというのも烏滸がましい」とか「古参でもないのにファンを名乗るのもなぁ」とかいう萎縮をしやすいタイプだったんですけど、この「好きを語る」というテーマのブログを始めてからは少しずつそのブレーキを踏みすぎないようになったと思います。生意気に思われるかもしれないけどプラスの感情は口にした方がいいかもしれないですね。これを続けたらそのうちTwitterの絵師さんに感想リプを送れるまでになれるかもしれません。よく「リプはあればあるほど嬉しい!」みたいなのは見かけるけどまだ「自分なんかが送ってもなぁ…」と萎縮してしまいます。アレは実際のところどうなんですかね。
次回 麺匠清兵衛