カイジを読む機会があったのでカイジをまとめて読みました。ハンチョウ好きbotと化してるけど、普通にカイジ本編も大好きです。
まあ和也編のチャンたちを応援するところまでしか読んでないですけど。
それで、麻雀が好きな自分としては17歩編は結構好きです。ここで「17歩編面白い!キャッキャ!」で終わればいいものを、自分の悪癖として好きなコンテンツのネットの反応を見ちゃうんですよね。そしてネットの批評なんてのは粗探しアンチと全面肯定信者が殴り合ってる地獄なので大体見た後ゲンナリします。好きなコンテンツほどアンチスレを見ちゃいますね。それこそ全面肯定の消費豚になりたくないという深層心理なのかもしれません。
話を戻して17歩編の批判を見てると「最後のなんて偽装白が横の山に行くか分からないし運じゃん」というのがありました。正直これまでのカイジで必勝だったことあったか?とは思いつつも、たしかに昨今のこういうギャンブル漫画って主人公が超越してて、100%成功する完璧なイカサマみたいなのも多いですよね。
もちろんそういうのも嫌いではないですけど、ギャンブルは結局は運に頼るしかないっていう方が自分好みですね。
ただ、そういう勝ち方ってともすれば主人公補正、俺TUEEEなんですよね。やっぱり福本伸行の描き方あってのものなのかもしれません。福本作品はそういう精神的なすごみとかの魅せ方がすごいですね。天の赤木の最期とか死生観がすごく好きです。
やっぱりこの精神ですね。五分まで持っていけば後は張るしかないの精神。そこのひりつきがギャンブル漫画ですよ。
次回 未定。