っていう人は基本的にろくなやつではないと思うんですけど。
別に人間観察とまではいかずとも、道行く人を眺めるというのは面白いものです。
今日は朝から映画を見ていました。『ドライブ・マイ・カー』ってやつ。午後からは友達と遊ぶ用事があったので朝一の便で見ていました。村上春樹原作なので少し苦手意識を持ちながらでしたがいい映画でした。少し長かったけど。
それで朝一の映画を見終わっても約束の時間までは随分あったので昼飯を食うことに。いつもは半券でUFOキャッチャーをする僕ですが、歌舞伎町のTOHOにはそんなものなく、代わりに半券を見せるとレストラン街で割り引かれたりします。僕がフラっと入ったインドカレー屋でもほとんどの客が半券を駆使してラッシーを無料で手に入れており、僕も例に漏れずラッシーを注文し映画の余韻に浸りながらのんびりナンをちぎっていると、急いで入ってきた人が「一番早く出せるものってなんですか!!」と焦った様子でカレーを注文していました。インドカレー屋で急ぐなんて歌舞伎町のビジネスマンかと思いきや、店側も利用客の殆どがTOHO関連の客であることは理解しているため半券の案内をすると「これから見るからない」とのこと。急いでるのは映画の上映時間が迫っているからのようです。
そう思って周りを見てみると店内の客は映画を見終わった余韻に浸って無料ドリンクと共にのんびり飯を食ってる客と、これからの上映への腹ごしらえに水でにテキパキ食べてる人に二分されていました。これは面白いですね。全員カレーが食べたくて店にいるのにそれぞれの時間感覚は真逆です。「急いで食うくらいなら見終わった後に食えばいいのに」という元も子もない意見は別として、「もし僕が自己肯定感MAXイケメンだったら『お急ぎでしたら僕が今のうちにチケットを取ってきましょうか?』とか言って恋が始まるのだろうか」なんて妄想しつつ、配分を間違えてカレーが枯渇したナン齧っていました。
その後の友達との麻雀は可もなく不可もなく。最近は前より堅実に打ててるとは思うが、逆についてる時に突っ張る判断ができてないかもしれない。
次回 未定。
次回 未定。