『大室家 dear sisters』見ました。
『大室家』は『ゆるゆり』に登場する大室櫻子と、その姉撫子、妹花子の大室家三姉妹を主人公としたスピンオフ漫画です。
『ゆるゆり』も『大室家』もコミック百合姫にて連載継続中ですが、『ゆるゆり』の地上波アニメは2015年の『ゆるゆり さん☆ハイ!』を最後に、2019年のOVAを除いて制作されていませんし、百合姫自体2010年代後半ほどの勢いはここ数年失ってるような印象を受けます。
なので『大室家』が映像化、まして映画化なんてびっくりですよ。
思えば2015年頃って日常アニメの映画って結構ありましたよね。自分が見たものだけでもごちうさ、きんモザ、少し毛色は違うけど生徒会役員共の映画もありましたよね。
ゆるゆりだって『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がありました。
でも最近はあんまり耳にしない気がします。きんモザの2作目があったくらい?
僕のアンテナが立ってないだけかもしれないけど。
今作は正直、作品自体は結構粗削りなんですよ。
まず制作会社が変わってるのもありますし、お話はほとんど原作1巻、あとは2.3.4巻から1話ずつくらい引っ張ってきて切り貼りしたような感じですし、作画も綺麗ですけどリップシンク?が適当で喋ってるシーンで口が全く動かない的なところもありました。
声優は意味わかんないくらい豪華。
でも今、2024年に『大室家』のキャラクターたちが声付きで動いてるってだけでもう十分すぎるほどに胸アツなんですよ。
花子たちの小学生グループと撫子たちの高校生組にも声がついて、
個人的に未来の伊藤彩紗さんがぴったりで本当に良かったですね。
逆に美穂はそういう声なんだ~ってちょっと意外な感じ。
みさきちはメスガキ過ぎるだろ。
中高生の頃は撫子たち高校生組の、誰が撫子の彼女なんだろうっていかにも百合ヲタクな目線で読んでましたが、今読むと大室家三姉妹の日常が本当にいい。仲良し三姉妹を観てるだけで口角がホームアローン2でケビンがみてたグリンチになります。
あと時間がたって変わったのが、向日葵。向日葵は当時ですわ口調がそんなに合わなくてそんなに好きなキャラじゃなかったんですが、今回はやたら可愛く見えました。
スタァライトで担当声優の三森すずこさんが好きになったのもあるとは思うけど、好み自体が変わったんでしょうね。
久しぶりに、純粋な「萌え」を味わった気がする。
ところで平成の未解決事件、「撫子の彼女は誰なのか問題」ですが。
自分は藍推しです。
まあ巷ではめぐみ説が有力だけど。
自分も大室家その90を読むと「いやこいつだろ……」って思うけど。
でも藍が相手が一番いい。
次回 未定。