カスタードクリームが好きです。
世の中には色々なクリームがありますが、その中でも生クリームとカスタードクリームが二大巨頭になっていますね。カスタードクリームのあのねっとりとして濃厚な甘みは何者にも代え難いものだと思います。カスタードクリームは牛乳、卵、小麦粉、砂糖が主な材料です。もうお分かりでしょう?そう、実質ケーキなんです。あれはケーキの流動食です。また、小麦粉などを使用していることからカロリーが高そうに見えますが、意外にも同量あたりのカロリーは生クリームよりもずっと低いらしいです。ただ生クリームは乳脂肪分のカロリーなので、昨今の糖質敵視の傾向を考えるとどちらの方が太りやすいかは分かりませんね。そもそもどっちを食べたところで太りますし、甘いもの食ってる時くらい忘れましょう。
ただ、カスタードクリームはその強烈な魅力を武器に、食文化を破壊する危うさも持ち合わせています。たい焼きや今川焼きというものはもともと、小豆島が中に入っているのが普通です。しかし、近年はたい焼きや今川焼きの具として小豆にならぶ、なんなら王座に立とうとすらしています。本来リンゴの甘さを味わうべきアップルパイも、カスタードクリームをたっぷり使った乱暴なアップルパイが幅を利かせているのが現状です。たまには、原点に帰った甘味生活を送っていきたいですね。
余談ですが、ミスタードーナツにはエンゼルクリームとエンゼルカスタードの2種類がありますね。
こいつらは値段は同じなんですけどミスドのレジの店員さんは販売数を把握する必要があるので識別する必要があります。でも画像の通り、クリームの注入口を覗かなければ分かりません。これを複数買おうものなら店員さんは一つ一つ覗き込んで復唱しなければいけないわけです。受験生時代、週に一度ミスドに通っていいことにしていた僕は良くランダムにこいつらを買って店員さんを困らせて遊んでいました。マナーの良いみなさんは会計の時に「カスタードがN個とクリームがN個です」と言いましょう。結構助かるとミスドでバイトしてる知り合いが言ってました。僕のエピソード話したら「普通に死ね」と言われました。
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