メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第二百五十六話 エンタメ

昨日ルックバック買いました。

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本当はハンチョウ12巻を買いに行ったんですけど発売日は翌日で置いてなかったのでルックバックを買いました。

 

ルックバックといえばその傑作ぶりで話題になったことはもちろんですが、表現をめぐった修正でも話題になりました。よくある正義感パンチに比べると筋が通った批判ではあったので蔑ろにもできないとは思うんですけど、やっぱり自分はエンタメというものにそういうのを持ち込まれるのは好きではない人間です。この一連の中で、「差別を助長するからよくない!」という大半の意見は好きではなかったんですけど、「他の部分に比べて犯罪者観がステレオタイプで薄い」という意見は少し考え直されましたね。タツキ氏のぶっ飛んだ価値観とか才能で殴るスタイルと比べると確かに浮くのかもしれないと思った。やっぱり批判は感情的で正義的であればあるほど薄いし、反対ならば自然と気になりますね。

まあネット掲載時の修正は正直残念ではありましたが、書籍版では良い落とし所の修正で良かったですね。京アニ意識が少し強くなった感じはありますけど。

 

作品に必要な要素なんて作者にしか分からないので外野がどうこう言ってもどうしようも無いね。もっとも、読者は漫画は面白いことが正義なんですけど出版社的には売れることが正義なんだから批判に対応しないわけにはいかないのはもっともなんですけど。

例えば僕の大好きな進撃の巨人も最初は「あんなの壁じゃなくて堀にすれば壊されないのにw」みたいに冷笑するやつがいましたけど今となってはそれが的外れなことがわかりますし、僕が大好きなオナニーマスター黒沢もあの行為であることに意味があるので、もしそれが「女子の制服を切り裂く」とかの並の嫌がらせではあのストーリーにはなり得ません。オナニーマスター黒沢はニコニコ漫画で無料で読めるしガチの名作なのでみんな読んでくれ…。

オナニーマスター黒沢 / 漫画/横田卓馬 原作/伊瀬勝良 https://seiga.nicovideo.jp/comic/6164 #ニコニコ漫画

 

やっぱり作品に対する評価は「自分が好きか嫌いか」であり、その基準も「面白いか面白くないか」だけでいい自分は考えています。それを突き詰めるだけで十分なのではないでしょうか。例えば今の世間の価値観でヘイト感情丸出しの漫画を描いたところで、批判どうこう以前につまらないのではないでしょうか。

 

なんか話があっちこっち行って迷子ですね。最後に一言でまとめると、ルックバックを読もう!オナニーマスター黒沢を読もう!

 

ハンチョウ12巻本日発売!

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次回 未定。