メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第十七話 相対性理論

最近、相対性理論が好きです。

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言葉遊びみたいな歌詞とやくしまるえつこさんのふわふわした歌声をお風呂でぼーっと聴いてるとぼーっとできます。ではやくしまるえつこさんが好きなのでは?と思います。タイトルを間違えたかもしれません。相対性理論の曲を聞き始めたのも最近です。

お風呂入ってる間に1アルバム聴くみたいな生活をしています。サブスクの普及で気に入った曲をヘビロテするみたいな楽しみ方をしがちになるけどアルバムは一つの物語として通して聴きたくなりますね。長いアルバムだと終盤はのぼせてますけど。

最近聴き始めたと言った通り、にわかもにわかです。「あの曲いいよね!」と話しかけられても「えっと…その…」となってしまいます。優しくおすすめを教えてくれると嬉しいです。

流行曲とアニソン以外だと福山雅治、ゆず、中島みゆきコブクロくらいしか聴かない生活を続けていたのでやくしまるえつこは5年ぶりくらいのレギュラーです。僕の中ではかなり大きな出来事です。

さて、にわかなので知らない曲の方が多いわけですし、ここで「好きな曲ランキング!」とかやるわけにもいきませんが、思い出の曲ならあります。『さわやか会社員』が思い出の曲です。

まずそもそも、相対性理論を知ったきっかけとしては以前お付き合いしていた方が好きだったんですね。「相対性理論好きな男友達と話が盛り上がってさ!」みたいな話に勝手に嫉妬していました。その時に嫉妬するだけじゃなくて聴き始めていればもう少し違ったかもしれないけど別れて2年半くらい経ってからハマるのはニンともカンとも。

彼女のお宅にお邪魔して、帰りに車で送っていただいた時に車の中で流れていたのが『さわやか会社員』です。その時は特に気に留めなかったんですけど、別れて一番メンヘラしてた頃にふと思い出して聴きました。その歌詞の中に「最近特にマンネリじゃない?」「優しさだけじゃ恋は辛い」という歌詞があって、泣きましたね。付き合っていた頃、特に顔がいいわけでも取り立てて男性的魅力があるわけでもないから優しい人でだけはあろうと思っていたわけですね。加点を努力せずに減点されないようビクビク付き合っていた感じです。その結果、マンネリで、恋が辛いことになってしまったわけです。もっとも、優しくと思っていたことも彼女のやりたいことに付き合って付和雷同でいることを優しさと勘違いしていたんでしょうね。飽きられるというか、呆れられるのも当然でしょう。

 

初めてメンヘラ日記のタイトルにふさわしい内容だった気がします。

 

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