メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第百二十六話 正義感アレルギー

正義感というものがどうも好きではありません。

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松方正義の日本史で受験勉強してない人と受験勉強してる人での知名度のギャップ、歴史上の人物で一番だと思う。小学校の頃とか普通に知らなかったけど日本史で出題されすぎだろ。国立の日本史に2〜3年に一回は出てるイメージ。

 

閑話休題。←これ好き。使いたくなっちゃう。

 

正義感に対する謎の嫌悪感はかなり昔からありましたね。幼稚園や小学校で先生にチクる子が嫌いで、ボランティアに率先して参加する子が嫌いで、SNSでいいことをアピールしている人が嫌いです。善行自体は全く嫌いじゃないんですけど、そこに自己陶酔的であったり、義務的な正義感があって、自分は善行をしているのだというアピールが存在するとなんとも言えない拒否感が湧いてきます。

環境保護はするべきだと思いますが保護活動家が苦手で、人種差別は無くすべきと思いますが二言目にはポリコレの人が苦手で、男女平等を望んでいますがTwitterのbio欄にフェミニストと書いている人が苦手です。

ゲーム、ラストオブアス2で有色人種でユダヤ人の同性愛者が出てきた時は「見てください!私たちのゲームはポリコレに配慮してます!!」感がどうも受け付けませんでした。ポリコレという言葉を知らなければそういうキャラなんだと受け入れられたんでしょうけど、その言葉を知ってしまったことで裏にある正義感が見えてしまったんですよね。

上記のポリコレやフェミニストのような言葉は肩書きに酔って正義感を振り翳しているような感じがしてどうも距離を置いてしまうんですよね。

まあ僕みたいな文句だけ言ってなにもしない人のことは無視して、是非とも問題に立ち向かって欲しいものです。そういう問題解決には声を大にして活動する人が必要であり、「ポリコレって概念を知ってしまったから逆に意識しちゃう〜」というのは事なかれ主義の詭弁であることは分かってるはずなんですけどね。

正義感アレルギーは行動する人の足をひっぱるだけでなく拗らせると自分が気まぐれに善行をしてしまった時、自分の中に得体の知れない感情が湧いて気持ち悪くなってしまいます。自分も献血が好きだと言っていて、その理由に「漫画読み放題、ジュース飲み放題、感謝されて自己肯定感爆上がり」みたいな言い訳を言いましたが、それでももしかして自分には美しきボランティア精神が存在するのではないだろうかと思うとなんだか気持ち悪くなってしまいます。

自分は善行はしたいけど善人にはなりたくないんです。なので誰か僕をボランティアに誘ってください。きっと嫌々行くので。

 

今日はなんか感じ悪いというか普通に怒られそうな内容でしたね。もっとも、人から怒られると病むことを代償に、己の中に正義はないのだと安心できます。

 

次回 未定