入れ違いというものはただの徒労以上に虚脱感をあたえるものである。
自分は大学入学時、祖母から入学祝にまとまったお金をもらったのだが母は自分のヲタク的浪費にそれが消えることを咎め
「経済学部なんだから株とかやれ!」
という難癖をつけた。
自分も全く興味がないわけではなかったので口座を開いてちまちまやってるのだが、当然赤字を垂れ流している。どんなにつまらない映画でも最後まで見る僕に投資は無理なのかもしれない(学生の小遣い程度の額で損切りする余裕があるのかはしらない)。
そんなこんなで一応毎日チェックして「うん!今日も赤字!」と確認しているのだが、ある日、ログインができなくなった。パスワードが違うとかほざくので、とりあえず再設定の申請をした。やっぱり重大なのか、メールでお手軽再設定とはいかずに書留で送ってくるらしい。
翌日、証券会社からのお便りが来た。仕事が早いぜ。
同封の書類曰く、先日誕生日を迎えて成年になったことで口座の扱いやらが変わり、パスワードが変わるという仕組みだったらしい。
早速新しいパスワードを打ち込む。
ログインできない。
なぜなのか。「おかしいわねぇ」とか思いながらその日はあきらめてニコニコしていた。
するとさらに翌日、証券会社君からお便りがきた。
「パスワード変更の申請について」
?????
つまり、最初に来たお便りは申請とは関係なく誕生日がきたら送られるものであり、自動的にパスワードが変わるものらしい。
仕事が遅い!!!!!!!
次回 未定。