メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第五百六十四話 後ろ向きな奇跡

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amazarashiのライブ行ってきました。

 

本当は春開催だったんですけど秋田ひろむさんの体調不良によって延期になりました。

 

有明の東京ガーデンシアターだったんですけど、めっちゃいい箱じゃないですか?初めて来ました。

傾斜がかなりついてる上に席も千鳥配置なので後列でもめっちゃ見やすい。音楽用ホールらしいけど舞台とかもやって欲しい。池袋ブリリアホールは見習って。

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5階席、高すぎる。怖い。やばいロックバンドとか来たら転落者出るのでは?

 

 

セトリはというと、アルバム曲中心かと思いきや半分近く昔の曲で、空洞空洞、夏を待っていました、スターライトなどの好きな曲もいっぱいあって嬉しかったです。

秋田さんの独白も、amazarashiらしい弱いところの曝け出され方をしていて聞き入ってしまいましたね。

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それにしても聴けば聴くほど自分がamazarashi好きなのって奇跡的だなって思うんです。別に「amazarashiに出会えた奇跡!」とかではなく。

 

僕の斜に構えて自堕落な性格からして、amazarashiって敬遠しそうなものなんですよね。

 

amazarashiの曲を聞いたことないという人はYouTubeで調べて再生回数多そうなやつを適当に流して、コメント欄を見てみてください。

 

そういうバンドなんです。

 

なんというか、昔Twitterで流行っていたアボガド6のイラストに似た空気感だと思います。

人間の弱さを歌うポエティックなバンドと、それを崇拝する弱さを抱えたファン。

高校とかの逆張りMAXな自分だったらきっと毛嫌いしています。

 

それでも、自分も弱ってるときにamazarashiに出会ってしまったもので。脳筋に励ますでもなく無責任に肯定するでもない、ただ弱さを歌うamazarashiが心地よかったんですよね。今になって穿って聴くと理解のある彼女が出てきたりするんでキレそうになりますけど。

そういう後ろ向きな奇跡があって、自分はamazarashiの曲が好きになっています。

 

皆さんも、元気なときには聴かなくていいので、何か辛いことがあって、「辛い自分」に浸りたい夜中とかに聴いてみてください。amazarashiにハマるとしたらそういうシチュエーションです。

 

 

次回 未定。