「妙ですね?左利きの被害者が右手でドアを開けるでしょうか?」
開けることもあるだろ!!!!
取り乱してすみません。
自分は探偵ものとかでよくある、不自然な行動で推理する流れがあんまり好きではありません。よくあるよねというだけで、別に具体的なケースを出せと言われたら困るんですが。
謎解きはディナーのあとでのドラマかなんかで、「この書き順はX(エックス)ではなく×(バツ)では?」みたいなのがあって、「は?」となったのをなんとなく覚えています。
まあ、そういう推理は決め手というよりは違和感のきっかけに過ぎないことが多いので別にいいんですけど、なんというか自分が被害者なときに自分がするはずの行動を決められたら少し腹立ちますね。
自分は万物は流転するというか、確かなものなんてないという感覚で生きているので特に違和感があります。
バイトの面接で「うちのバイトは長髪ダメなんだけど大丈夫ですか?」と言われて「突然髪が2m伸びる可能性が絶対にないかといわれるとそんな保障どこにもないしな……」って煮え切らない態度をとっていたら面接落ちたこともあるくらいなので。
なので自分は筆跡鑑定もあんまり信用していません。せめてもの反抗で、文字を書く時も丸文字で書いたり、金釘文字でかいたり、バイト先で業務連絡を確認した時にするサインも漢字で書いたりひらがなで書いたりばらばらにしています。
他にも、ロッカーに靴を入れるときもつま先が奥か手前か、コーヒーカップを利き手側に置くかどうか、扉を開けるときにどっちの手を使うかなど、気が付いた時はあえて無意識でやっちゃうほうと逆にしたりします。
なので、僕が殺されたら迷宮入りする可能性がありますね。「被害者の靴箱を見ると一足だけ向きが逆なのがありますね……」とか探偵がドヤ顔で言ってたら滑稽ですね。そこから犯人にたどり着くことは絶対にないのに。
逆張りの極致みたいな理由からこういう行動をしているけどなんの意味もないので皆さんはやらない方がいいと思います。
次回 未定。