メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第六百六話 固ァい♡

 

固さがウリといわれている←しらねえよ

ラーメンが好きです。

あっさりしたものからこってりしたもの、塩、しょうゆ、みそなどラーメンと名の付くものはすべて好物といえますが、中でも好きなのはやっぱり家系ですね。

濃厚な家系ラーメンにニンニクをたっぷりと載せて麺を勢いよくすすり、すかさず米をかきこむと、体に悪いことを確信しながらも代えがたい喜びを覚えます。マジで体調悪い時に食べると死ぬ気がする。

ところで、家系ラーメンといえば麺のゆで具合、油の多さ、味の濃さを表明しますめ。油と味の濃さはその日の気分によりますが、ゆで具合だけは絶対に固めです。

粉落としとかはさすがにやりすぎとも思う


家系に限らず、自分はラーメン、ひいてはありとあらゆる麺類について、ゆで具合を選べる場合、「固め」を選んでいます。自炊で麺類を食べる場合も、たいていメーカー推奨のゆで時間より短いゆで時間を意識してつくりますね。唯一、うどんだけは福岡出身なのでふにゃっふにゃなのも食べますが、基本的に自分は麺を食べるときに固めを好んでるといえましょう。

しかし、その選択は決して確固としたこだわりによるものではありません。自分は覚えている限りやわらかめのラーメンを食べたことがないからです。つまり、自分はなんのこだわりもなく、思考停止的に「固めがおいしいに決まっている」という決めつけをして、やわらかめの食わず嫌いをしているんです。

その固定観念に無抵抗に服従するのもなんだかなぁと思ったので、ある日行きつけの家系ラーメン店ではじめてやわらかめを注文しました。

 

結論から言えば、全く好みではなかった。

 

うどんは柔くゆでたとしても歯ごたえがあるんですけど、ラーメンのやわらかめは程度にもよりますが純粋にふにゃふにゃとやわらかくなるので、食べ応えが著しく減退するんです。スープとの絡みが良くなる利点とかあるのかもしれませんが、自分は固めの食べ応えの方が好みであることが分かりました。

この一件を経て、自分はこれからもラーメン屋では固めを注文し続けることを確信しました。行動自体は検証をしなかった場合と同じですが、漫然と固めを頼み続けることと、意思を持って固めを頼むのには大きな隔たりがあるといえましょう。

 

自身の行動が説明できるようになるのは一つ大きな革命です。

 

 

次回 未定。