メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第六百三十二話 身内の老い

僕は両方の祖父母が健在で、そのほか一切の親戚の死というものを経験したことをがありません。

かなり健康体の家系なのか親戚の死因は大抵老衰か生活習慣か戦争で、がんで死んだ人とか聞いたことないですね。

タバコで肺癌やって糖尿病も併発して余命半年って言われた祖父が20年経っていまだに毎日カップ麺生活して生きているので一族の生命力はかなりのものだと思います。一方反対側の祖父は健康を心掛けてベジタリアンになった結果カリウム過多で心臓発作起こしました。寓話すぎる。まあ、そっちの祖父も何回も入院してるわりに元気なので生命力はある方でしょう。

 

しかし長命なのもいいことばかりではなく、老いというものをとても実感します。僕の世代で祖父母がなくなったことある人って多分老いとかよりも先に病気でっていうことが多いと思うので元気だった姿が印象に残っていると思います。

日々祖父母が衰えていくのもなかなか物悲しいものです。

 

まあ、実際の所そんなに悲しんでいるわけではないんですけど。

 

昨日とかも祖父の墓参りに同行したんですが、自分の家の墓の場所を忘れて墓地内を徘徊してましたね。教えてあげればよかったんですけど線香の煙をあげながら歩き回って「うちの墓がない!」っていってるのがSLみたいでおもしろくてずっと見てました。「墓が動いてる!!」ってそんなわけないでしょ。

祖父で遊んだバチか知らないけど墓地で落とし穴にはまりました。

 

沼地の近くの墓地でこういうのって普通に地盤沈下の問題なのではないかと調べたら遊戯王しかヒットしませんでした。じゃあ大丈夫か。

 

反対側の祖父は結構認知症で正月あったときには僕と僕の父(祖父の息子)の見分けがつかなくなってました。ウケる。

孫と息子の見分けがつかない割に、麻雀やったらちゃんと理牌できてたので多分大丈夫だと思います。

 

まあ、祖父母は年齢的にもそんなものだろうって思いますが最近は母が結構衰えてきていてそれは多少の物悲しさがありますね。祖父母の老いに比べて実害があるっていうのもあると思うけど。

物忘れが増えたり昨日は自転車で転んだりしてましたね。

 

私の死生観は身内の死を一切経験市内でできあがったものなので、数年以内に親戚の死ラッシュが来たらまたいろいろ変わってくるかもしれませんね。

 

できることなら焼香のやり方をずっと知らずにいたいですね。

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次回 未定。

20分