大人になると臭いものが好きになるものです。
ちんちんとか。
「ねーくさすぎるよねー」
燻製だったり発酵食品だったりの食べ物についてもそうですが、言葉とか表現物についても言えるものでしょう。
最近、斜に構えた思春期をやっと脱せたのか、綺麗事を並べたようなクサい歌詞とかクサいものがどんどん好きになっています。
具体的に言えば、サンボマスターとかが一番泣けるようになります。
「愛と平和!」っていう歌詞が一番かっこいい。
サンボマスターはそもそも聴くようになったのが最近だからというのもあります。WANIMAとかももしかしたら近いところにいるのかもしれないけど、思春期当時の苦手意識がまだあるのであんまり聴いてないです。
まだWANIMAのことを「ヲタクくんさぁ……」の人たちだと思ってる。
クサいつながりで言えば、つい最近天元突破グレンラガンの復刻上映を見てきたんですが。
あれもクサいセリフをデカい声で叫ぶ話です。
「俺たちを誰だと思ってやがる!!!」
なんて言葉、強すぎる。
思春期という意味でもヲタクという意味でも、作品に対して斜に構えるのは非常に損なんですね。一時期「ハッピーエンドは陳腐」みたいな捻くれ方をしていましたし経験ある方もいるかもしれませんが、あれはとにかく無駄だった。
みんなもサンボマスターとかWANIMAとかamazarashiとか聴いて心の強度を下げて優しい人間になりましょう。
次回 未定。