正欲、見ました。
めっっちゃ良かったです。
まだ公開から3日とかですけど早くも最寄りの映画館では小シアターに追いやられていました。
ゴジラは多分半年くらいなんだかんだ見られると思うけどこれは2週間もしたら終わる映画館が出てきそうで早めに見てほしいから書きます。
所謂「生きづらい人たち……」みたいな話なんですが、それに終始してないのが良かった。
メインの新垣結衣と磯村勇斗は生きづらい側なんですが、そのふたりの話と息子が不登校系YouTuberに触発されて家庭が少しずつ狂っていってしまう稲垣吾郎の話が交互に来る。なんか、「もうそっち曲がらないよ!」っていろんな方向にストレッチされる感じ。
「マジョリティに押しつぶされるマイノリティ」と、「ノイジーマイノリティに平穏を壊されるマジョリティ」を一人称で交互に見せるな。
情緒壊れちゃうよ〜〜。
あと一番良かったのは自分たちはマイノリティに理解があると思って、テンプレートのダイバーシティを声高々に叫ぶマジョリティの大学生たちのキモさがリアルで良かったです。
https://fukkareen.hatenablog.com/entry/2022/01/07/235528
僕は大学生のキモさがリアルな映画はそれだけで大体あたりになります。
あとこれは余談ですが、濡れ場が今まで見た映画で一番興奮しました。
それだけは言っておきます。
この映画の濡れ場、すごく興奮しました。
次回 未定。