メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第三十一話 アイドル部

アイドル部が好きです。アイドル部とはvtuber黎明世代の1人である電脳少女シロに憧れる女の子たちという形でデビューしたアップランド所属のvtuberグループです。一応前世というか少女兵器大戦というゲームのキャラデザからvtuberになった経緯があるんですけどそっちはよくしりません。ごめんなさい。

あと好きと言っても「配信全部リアタイ!赤スパ!赤スパ!ガチ恋!」みたいなわけではなく、雑談配信とかを気の向いた時に見てほっこりしてるくらいです。そういうVの推し方もあると思います。

 

にじさんじとホロライブの二大事務所による市場の寡占、有名イラストレーターや大物ゲーム実況者の参入を皮切りにした個人勢の隆盛により、アイドル部の現状は厳しいと言えます。アイドル部って検索するといまだにサジェストの一番上に「炎上」が出てきます。怖い。

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それ以外にも不穏すぎる。アイドル部の侵略はイベント企画名だけど。

 

いったいなぜアイドル部がこうなってるのかというと、アップランドの運営の杜撰さがきっかけのメンバー電撃脱退。さらにそれに対する運営側の説明不足と残留メンバーによるお気持ち表明で事実があやふやになり、ファンとアンチ入り乱れての論争になり、めちゃくちゃ荒れたんですね。結構この騒動での運営やライバーに対する不信感が根強く、他事務所での騒動とかがあるたびに比較されています。

残留メンバーも1人は活動休止、もう1人も事実上の活動休止中であり、最初は12人だったアイドル部も今となっては実働人数8人です。にじホロに比べるとここが弱いのかなと思ってしまいます。にじホロの箱の大きさは箱推しは難しくとも誰か1人は好みが見つかるという利点があるんですよね。というか1人でも推し見つければ結局芋づる式に広がっていくわけですし。

 

ここまでマイナスの話ばっかりしたのでここからはアイドル部の魅力についてお話しします。

アイドル部の魅力はまさしくその偶像性にあると思ってます。にじさんじとかって中の人の存在が明確なんですよね。本業の存在を明らかにしていたり、Twitterでは現実の写真とか普通にあげてたり、学生設定だけど普通にお酒飲んでたり。にじさんじに限らず、バ美肉という言葉の存在や、前述の有名絵師や実況者の参入により、「Vtuberは現実とは別なんだよ」というスタンスが今までよりも強くなっていると言えます。まあある意味正しいエンタメの形ではあると思います。

もちろんそれを悪いとはいいませんが、ぼくはVtuberには夢を見たい側の人間なので私立ばあちゃる学園に通うアイドルに憧れるバーチャル世界の高校生という設定をきちんと守ってる彼女たちがシンプルにすごいなって思うんです。オフコラボとかするにしてもきちんとバーチャル設定がしっかりしてるのが好きです。

 

配信内容についても彼女らはすごくいい子であるという印象を受けます。最近人気のvtuberは王道の清楚キャラや可愛い系であるというよりは荒めの発言や絶叫、際どい発言をする人たちが多い気がします。現実感を出しているからこそ、自然体で振る舞ってるのがウケるんでしょうね。逆にアイドル部は前述の通り偶像であり、その発言や振る舞いもめちゃくちゃいい子です。そのキャラが見ててほっこりするんですよね。逆にそれが「かまととぶってんじゃねえよ!」みたいになっちゃう人もいるんですかね。難しいです。

 

最後にアイドル部の中でもぼくがイチオシの人を紹介します。ヤマトイオリさんです。

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まず見た目がシンプルにめちゃくちゃ好き。可愛い。いい子揃いのアイドル部の中でもこの子はぶっちぎりです。他の子は「まあキャラだしな」と見ているところがありますが、多分この子に関してはガチです。本当に5歳児を見ている感覚になる。雑談配信を見ているだけで心の毒が抜かれていきます。ついた二つ名は「性善説の擬人化」

他のメンバーだと八重沢なとりさんと神楽すずさんが好きです。

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八重沢なとりさんはqwopフルマラソンなどの長時間配信。神楽すずさんは脱力系なゲーム配信が魅力です。

 

今までVtuberというものに触れたことのない人も、にじホロしか見たことないしアイドル部って評判悪いしなぁみたいな人もちょっと見てみてください。

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次回 松屋