メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第百二十話 夢

最近、ありえない夢を見ることが少なくなりました。

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眠りが浅いのか夢をよく見るほうで、昔は荒唐無稽な、それこそダリの絵みたいな夢を見ることが多かったんですけどどうもそういう夢を最近は見なくなり、現実的で悲劇とまではいかないまでのちょっと良くない日常の夢がほとんどになりました。仮に車を運転している夢なら、車が空を飛んだり地中に潜るわけでもなく、大事故に巻き込まれるわけでもなく、美人のヒッチハイクを乗せるかでもなく、車庫入れで擦る夢を見たりします。

1番多いのが忘れ物とダブルブッキングの夢です。実際忘れ物は多いほうですが、それを自覚しているので玄関だとか駅まで歩いてる間に気づくことがほとんどです。ところが夢だと基本的に目的地に既にいて手ぶらでいるところから始まります。水着も持たずにプールにいたり教科書持たずに学校にいたりですね。ダブルブッキングは現実では人並み以上に気を使うのでやりませんが、逆にその不安感が夢に出てるんでしょうね。遊びとバイトのダブルブッキングの夢がバイトを始めてからかなり増えました。この類の夢って変にリアルなので起きてからちょっとパニックになります。

小さい頃は都合良く女の子に好かれる夢と車に轢かれる夢をよく見ました。前者はまあ誰でも見るものでしょう。基本的にネガティヴな夢ばかり見ますけど恋愛関係だと順風満帆なことが多いです。今でも復縁の夢は時々見ますね。古典的世界観なら彼女たちが僕を思っていることになります。やったね。

そして後者の車に轢かれる夢というのがただ轢かれるんじゃなくてサーキットのコースだったりジェットコースターのレールに縛り付けられてる夢なんですよね。なんでだろうと考えてみると、

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ドラえもん映画のワンニャン時空伝でヒロインのシャミーちゃんがジェットコースターに縛られるそのまんまなシーンがあるんですけど、幼児にはあのシーンがかなり衝撃的だったのかもしれません。当時2歳とかなので覚えてるかは微妙ですけど。

よく夢占いで死ぬ夢は縁起がいいって言いますけどあれは本当なんですかね。自分もたまに見ますけどあれは凹んでる人を慰めるための方便だと思っています。

 

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