メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第六百十二話 忘れた理屈

よ~しねるぞ~。

 

 

ベッドに行くぞ~。

 

 

キャスターを無理やり付けたカラーボックスをどかして……

 

 

ついた!

 

 

 

急にFPS視点でごめんなさい。

これが僕がベッドにたどり着くまでの視点です。

幅のある棚に両面から本を入れるために部屋の真ん中に棚を配置した結果部屋が分断され、ベッドがめっちゃ奥まった場所にあります。

 

まあ、疑似的に睡眠空間が分断されてるのは悪くないと思うので別にいいんですが、この配置だとある問題が普通のベッド配置とかなり話が変わってきます。

 

どちらに頭を向けるか問題です。

ベッドに頭から倒れこんで奥の方に頭を置くか、足の方から滑り込んで足が奥に行くか。

空間がちょうど体の幅しかないので一度ベッドに入ると任意に変更できないんです。

今までは頭が奥になる、こういう視点で寝ていたんですが、これだと起きるときにケツだけ歩きをしてベッドの端まで移動しなきゃいけないんですよね。

 

あと、寝るときに本読む用のライトと、なぜか枕元に置く必要があるティッシュも不当に本棚を占拠しています。

 

君の名は。の瀧くんも枕元にティッシュを置いてますね~?

そこで、180度移動させましょう。

 

良し。

これなら起きるときに足を引き寄せるだけですし、布団のめちゃくちゃ度が下がる気がします。

 

ただゴリゴリにライトのスイッチとティッシュが遠くなってしまったので移動させます。

 

ライトは枕元側の本棚に、ティッシュは部屋を分断するカラーボックスの上に移動させました。

 

これで完璧!と、言いたいところですが。

自分は前にもこっち側で寝ていて、ここにライトをつけていたんですが、自分の中で

「頭が奥の方がいい!」

ってなってそのように変更した過去があるんですよね。

ですがその時の理屈はとうに忘れました。

 

模様替えってそうなんですよね。

「なぜ今まではこんなにも非合理的な配置をしていたんだろう?」

と、真理に気が付いたような気がして大胆に家具の配置を変えて、数か月後にはその理屈を忘れてまた変えるわけです。

 

きっとこういう積み重ねで人は生きている。

 

チ。を読み始めたのでなんかそんな感じの締めになっちゃいましたね。

 

ちなみにこのベッド配置、異常にシーツ交換が面倒くさいです。

 

 

次回 未定。