メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第六百九十三話 萌えキャラ

先日、献血をした際。

 


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担当の看護師さんが黒島結菜が少し癖っ毛になってボーイッシュになった感じの美人だったんですね。

ちなみに献血ルームにおける「看護師さんが若くて美人」は必ずしも嬉しいことではなく、不安になるものです。

正直言ってすごくタイプのすごい美人だったんですが、

作業自体はかなり淡々と進める感じで、「誕生日と名前お願いします。 はいOKです。」

って淡々と進む感じ。

 

まあ、別に愛想良かろうが悪かろうがどうでもいいですけどね。

たまーに血と引き換えに若い看護師さんとタダでトークできる公営キャバクラだと思ってるおじさんも見かけますが。

その日は400ml献血。血流が異常に速い僕だと5分程度で終わるやつだったので、漫画とかを持ち込むこともなく適当に時間を潰そうと備え付けのテレビをザッピングしていました。

 


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そしたらクインテットの再放送がやってたので久しぶりに見ようとそのチャンネルに固定ました。

 

少し経った後。

 

「わ、懐かしいですね。」

さっきまで機械のように淡々と作業を勧めていた看護師さんが急に笑顔で話しかけてきたんですね。

ビックリして「あ、そっすね。」

くらいの返答しかできなかったんですけど。

 

その会話をきっかけに急に人が変わったように

「学生さんですか?」

「じゃあもう就活ですか?」

「大学では何をやってるんですか?」

「あ、じゃあ採血していきますね……すみませんまだ消毒液乾いてないですね笑笑」

 

 

萌えキャラか?

 

第一印象から一転してフレンドリーで少しおっちょこちょいな人に。

ギャップ萌えってこういうものをいうんだろうっていう裏返りを5分の間に見せつけてきました。

 

まあ、不安は的中してやっぱり針刺すのはあんまり上手くなかったけど。それもドジっ子キャラと思えば良し。

たたやっぱり看護師さんはベテランっぽい人が来てくれ。

 

採血中も結構話しかけてくれて、終わったあともかなり気遣いが丁寧な人でした。

普通採血終わったら自分でファイルを受付に返却するんですけど、その人はなぜかファイル持って受付まで案内してくれたし。

 

なんかいい体験をしたなとホクホクして帰ったわけですが、あとから考えてみると僕がその人にギャップ萌えする前に、その人にも似た現象が起こったのかもしれない。

 

多分、大柄で色黒な僕を初見だと怖いと感じる人もいるんでしょう。

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その看護師さんも最初は僕に怯えて淡々とやるしかなかったけど

「その大男がクインテットを見ている」となると、大柄で色黒というのが怖い印象から裏返ってマスコット的に接しやすくなったのかもしれない。

いわばギャップ萌えみたいなことを起こして急にフレンドリーになったのかもしれない。という仮説です。

 

だとすると、ちょっといい話です。

 

みなさんも、献血をするとこういういいことが起こるかもしれません。

 

 

次回 未定。