ししゃもが好きです。本物は食べたことないけど。
他の焼き魚とは全く異なる別ジャンル、「ししゃも」として好きですね。
居酒屋とかであると嬉しい。でも定食屋でししゃも定食があっても頼まないと思う。
そういうこと言ってたら「アンチ魚卵なのにししゃも好きなの意味わからん」とか突っ込まれました。
ただまあ、アンチ魚卵の理由は生臭さとか、単体で食べることを過大評価されてる点にあるので、子持ちししゃもは加熱されているうえに卵だけが価値ってわけではないと思うので矛盾はないでしょう。
ただ、どう好きなのかとかなぜ好きなのかを問われると困ります。
僕は別にししゃものことを美味しいと思ってないから。
ししゃもを食べるとき、僕は美味しいとも不味いとも思わず、ただ
「ししゃもだ……」
って感じでししゃもの概念を受け止めて。確かめるように食べています。
でも、なんだか好き。
世の中にはそういう、美味しいとも不味いとも思わないまま、概念をただ確かめるように受け止めているだけなのに好きな食べ物ってあると思います。
絹豆腐っていう引用がありましたがちょっとわかる。
自分は木綿豆腐の方が好きで、木綿は結構「美味しい」と思ってますが絹はそうかも。
ただそういう食べ物をほかに思い浮かべても全然思いつきません。
フキ味噌とかって好き度は低いけど「苦味としょっぱさが好き」とか説明がついちゃう。
ほうれん草の胡麻和えはあったら嬉しいけど別に好きではない。美味しいけど好きなわけじゃないって言う逆のケースです。
こういう食べ物ってもしかしたら人それぞれ1個くらいしかない貴重なものなのかもしれません。
もしそういう、「好きでも嫌いでもないけど、その概念を確かめるように食べるのが好きな食べ物」があれば教えてください。
次回 未定。