メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第七百四十話 概念を確かめるように

ししゃもが好きです。本物は食べたことないけど。

鳳長太郎の好物としておなじみ、ししゃも(本物)

他の焼き魚とは全く異なる別ジャンル、「ししゃも」として好きですね。

居酒屋とかであると嬉しい。でも定食屋でししゃも定食があっても頼まないと思う。

そういうこと言ってたら「アンチ魚卵なのにししゃも好きなの意味わからん」とか突っ込まれました。

fukkareen.hatenablog.com

 

ただまあ、アンチ魚卵の理由は生臭さとか、単体で食べることを過大評価されてる点にあるので、子持ちししゃもは加熱されているうえに卵だけが価値ってわけではないと思うので矛盾はないでしょう。

 

ただ、どう好きなのかとかなぜ好きなのかを問われると困ります。

僕は別にししゃものことを美味しいと思ってないから。

ししゃもを食べるとき、僕は美味しいとも不味いとも思わず、ただ

「ししゃもだ……」

って感じでししゃもの概念を受け止めて。確かめるように食べています。

でも、なんだか好き。

 

世の中にはそういう、美味しいとも不味いとも思わないまま、概念をただ確かめるように受け止めているだけなのに好きな食べ物ってあると思います。

絹豆腐っていう引用がありましたがちょっとわかる。

自分は木綿豆腐の方が好きで、木綿は結構「美味しい」と思ってますが絹はそうかも。

 

ただそういう食べ物をほかに思い浮かべても全然思いつきません。

フキ味噌とかって好き度は低いけど「苦味としょっぱさが好き」とか説明がついちゃう。

ほうれん草の胡麻和えはあったら嬉しいけど別に好きではない。美味しいけど好きなわけじゃないって言う逆のケースです。

 

こういう食べ物ってもしかしたら人それぞれ1個くらいしかない貴重なものなのかもしれません。

もしそういう、「好きでも嫌いでもないけど、その概念を確かめるように食べるのが好きな食べ物」があれば教えてください。

 

 

次回 未定。

第七百三十九話 狭間

今日は大学の卒業式でした。

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今はちょうど大学生でもなければ会社員でもない、半月の「本当に何者でもない」期間です。

なので今犯罪を起こしたら報道は「無職の男性」になります。

実際には3月いっぱいは学生扱いだったりするのか?

 

そして偶然にも、昨日は卒業から4年記念の高校の同窓会でした。

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自分は大学というものにとうとう卒業まで一切の帰属意識を持つことができなかったので高校の方が愛着がある分、より節目を感じました。

まあ、卒業二年目で成人パーティーはあったのでせいぜい2年ぶりですし、時々遊ぶ人もいますし、教職員なんかは部活のOB会関係で毎年会うのでそこまで久しぶりといった感動もないのですが、この卒業から4年っていうタイミングは「もう働き始めるし、なかなか会えなくなるからね」っていう含意がどうしてもついて回ります。

今までみたいに「大学で友達全然いないけど別に高校メンツで遊ぶしな」でごまかせない部分も増えてくるでしょうし、結婚とか恋愛も今は今はと言い訳重ねるのも限界な局面です。卒業式とかだとよく「遊びに来い」とか「いつでも相談に来ていい」とか言われますが、それを言われればいわれるほど「お前に帰る場所はないと思え」って感じがします。今日から俺がお前の家。

 

まあ、実際のところ大体の奴は浪人か留年か院進するので4年で卒業して就職するやつなんて半分もいないというか、下手すりゃ20%もいないような気すらするから4年っていう基準は大した意味はないんだけど。

ただそれはそれで今まで遊んでた友達と時間とか金銭感覚やずれるんだろうなっていう不安感もあります。

 

そういう先行きの嫌さへの反抗、というわけではないですが同窓会の帰りに公園で鉄棒とかブランコをして遊びました。

思ったよりノッてくれた人がいたし、まだ一番大きい鉄棒で逆上がりできたし、連続前回りもできたのでよかった。

まあ、みんなが「二次会行く人~」とかやってる中公園にいって遊んでたのですべての二次会に乗り遅れて帰ったんですがね。

翌日はそこそこ早い時間から卒業式だったわけだし。

 

後付けで「二次会=飲酒という。大人に変わってしまった価値観への反抗」って意味付けしようかと思ったけど、全然二次会でボウリング行ってる何も変わってない奴らがいたので無理ですね。

だから僕は高校の友達たちが好きなんだと思います。

 

~同窓会~

(脳内)

♪変わってくもの変わらないもの〜
飽きっぽいわーたしの〜
初めて知ったこの永遠を〜
君に誓うの〜
プラチナうれしいのに…
プラチナ切なくなって…
プラチナ涙が出ちゃうのは
なんで?どして?ディスコティック…

決してこれは終わりじゃない
新しいスタート

 

 

次回 未定。

 

第七百三十八話 家族旅行~Last Mission~

家族旅行に行ってきました。

僕も姉も4月から新社会人で家族旅行が難しそうなのでラストミッションです。別に「もう二度と行かない!」っていうわけではないので機会さえあれば行くと思うけど。ワルキューレもラストミッションが本当に最後ってわけじゃないから(願望)。

 

ただうちの家族は僕含め全員先延ばし癖とか人任せとか旅行等のセッティングに向いていない性格なので、2カ月前くらいから日程は決まっていたのにも関わらず、行先が決まったのは2日前、宿を予約したのは前日です。すごいね。

候補は絞ってたんですがね。これまでの家族旅行で通過したことすらない唯一の県、山形県や直前でも宿の選択肢が多かった和歌山県など。

 

で、実際に向かった先は。

おおまかな旅程

千葉県!!!!!!

マジかよ。

前々日に父親が旅行初日出勤不可避になったことで合流のしやすさを考えて千葉県になりました。近場なので姉の運転練習も兼ねてドライブ旅行です。

千葉、僕は毎年1か月合宿に行くし何なら今年の1月にも行ったんだがな。

まあ僕は特に旅行で「遠くに行きたい」とか「初めての所がいい」とかはないのでいいんですけど。

あとこの家族旅行の間、ラブライブユニット甲子園やharmoe canvas session ⅵが開催されていまして、別に家族旅行をヲタク活動より優先することは全く異存なしだったんですけど、いつも一緒にライブ行くヲタク先輩だったり、ライブ会場でエンカして仲良くしてもらってる人たちの楽しそうなのがTLに流れてくるのは疎外感が若干さみしくはありましたね。

harmoeはなんか新アルバムとライブツアーが発表されてるしよ。

 

旅行自体は大して観光っぽいこともしてないのでダイジェストでお送りします。

地魚三貫、炙り三貫、漬け三貫

まず寿司やまと袖ヶ浦店。木更津店が改装中だったので袖ヶ浦店に行ったんですが、この日たまたま袖ヶ浦市内でPayPayが20%キャッシュバックキャンペーンをやっていたので棚ぼたでしたね。

母は何かすごいものが当たったのだと思ってめちゃくちゃ喜んで店員さんに苦笑いされていました。

 

その後は木更津アウトレットで買い物です。

姉と母から「お前はダサいから服を選んでやる」ってコーディネートされました。実はこういうコーディネート会は半期に一回くらいやられるんですが、いい服を買っても僕の着こなしが終わってるので母と姉からの評価は全く上がりません。

母はサーモスの鍋セットを買ってました。旅行初手でやることか?

でもこのサーモスの鍋、サイズ違いの鍋×4で食洗機対応で1万円なので実際買いだなとは思います。

母はこの後もトイレ休憩の道の駅で野菜を買ったり、ホテルにチェックインする前に飲み物を買うために寄ったイオンでセールのタッパーを買ったりしてました。

 

その後木更津で退勤した父親をピックアップして館山へGO。

2カ月前に食べたね。

館山に行ったらさすがにピネキには寄らないとね。

 

仲良し家族なので宿ではカタンとかやってました。

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二日目はとりあえず房総最南端の野島崎へ。

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適当に写真だけとって移動しようとしたら母校の有名人とすれ違ったのであいさつしました。相手は僕の顔知らなかったと思うので、怖かったろうね。

あとは3/1放送のかりそめ天国に出てきた店主がU字工事ガチ恋ファンなチキンの店に行ったり、

めちゃウマだった

タイを見る遊覧船に乗ったらヒラマサしかみられなかったり、

チバニアンの地層をみて何もわからなかったりしました。

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なんでこの地層が地磁気逆転の証左になるのかとか調べても全く分からなかった。

 

三日目は銚子電鉄をみたり、

最高だぜ!銚子!アイドルマスターSideM

花を見たりしました。



おしまいです。

めっちゃ買い物したので帰ってきて荷物を車から下ろしたら最悪でした。

 

旅行記ってこんなに内容なくていいのか?

 

 

次回 未定。

第七百三十七話 調教

音楽サブスク、自分はAmazonMusicを使っています。



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Amazon Musicの曲一覧ってデフォルトは追加順なので、最近追加したばかりの曲以外を狙って聞こうとすると探しづらいんですね。

なので自分はいつもタイトル順に変えて探しています。

それを繰り返していたら最近、勝手にタイトル順で表示されるようになったんですよ。

多分AmazonMusicくんが学習してくれたんだと思います。

なんとなくこういうときって調教成功って感じで嬉しいですよね。

偶然だろうけど「この曲の後はあの曲聞きたいな」っていうのを流してくれると「わかってんねぇ!」ってなる。

 

ただ、まだ完璧ではありません。


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アルファベットのあと、かなタイトルが並んでいますが見ての通り、ひらがなだけです。

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かなが終わったあとに漢字タイトルが並びます。"ヴ"って"ん"よりあとなんだ。

ただこの漢字タイトルが曲者でして、文字コードとかの順番なのか、読みの直感的な順番ではないんですよ。
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あと何故か2曲だけアルファベットのタイトルが最後に来ます。
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「そういうものなんじゃない?諦めろよ」って思う方もいるでしょうが、僕はこいつがちゃんとできることを知っています。

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去年iPhoneからPixelに機種変したんですが、前のiPhone時代のAmazonMusicでも調教によって今の不完全なタイトル順を経たあとに漢字の読みを反映した理想的なタイトル順表示ができるようになったんですよ。


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今は「空」という漢字基準の並び替えですが、この曲たちも調教済みiPhoneではそれぞれ正しい読みで並べられていました。


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空想ルンバは間違ってるけど。


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amazarashiって「空」好きなのかな?

 

こういう機械が忖度してくれるの、嬉しいですね。

シンギュラリティが起きたらまっさきに殺されるかもしれない。

 

 

次回 未定。

 

第七百三十六話 「声掛け」は善人の「許可証」

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最近は不審者扱いを恐れて子供に挨拶をするのも躊躇する時代ですね。先日逆に小学生から声かけられてビビりましたが。(第七百三十話、本日のいろいろ参照)

https://fukkareen.hatenablog.com/entry/2024/02/09/233902

なので他人から声をかけられることも日常はあまりない。あったとしたらそれは苦情なことがほとんどな現代社会です。

 

しかし時に、「今日はやたら他人から話しかけられるな」という日があります。

苦情でも不審者への牽制の声掛けでもなく、純粋な好意的話しかけをされまくる日が年に一度ほどあるのです。

 

今日はジムで筋トレしてたら見知らぬおばあちゃんから「お兄さん、私が今まで見た中で一番足が太いわ〜〜」って言われましたし、更衣室でも知らないおじさんから「週に何度通ってます?」って聞かれました。足の太さ、一番ってことはないでしょ。今日は筋トレだけでしたけど、プールで泳いでるとき、特に日本泳法の練習をしてると「その泳ぎは何?」「あら、古式泳法ね」みたいに数人から声をかけられる日と誰からも声をかけられない日の両極端になります。

 

こういう好意的な声掛けが連鎖するのって偶然と片付けてしまえばそれまでなんですが、その日の僕のコンディションが善人ぽいからだと思うんです。多分お年寄りとかって若者に話しかけたいみたいな欲求を持ってるけど冒頭にあるように不審者扱いを恐れてかその欲求を抑え込んでる人が一定数いるんですよ。そういう人達から見て、「ウザがったり不審者扱いしたりしないで雑談してくれそうな好青年」ぽい日があるんだと思います。

まあ、最近筋トレをメニューとか考えてちゃんとやるようになったのでジム内ヒエラルキーがあがったという可能性もありますが。

今日は今のところないけどこういう日は道を聞かれることも多い(これは「地元民ぽい」っていう尺度もある)です。

 

その後、献血に来てこれを書いている今も絶賛血漿を抜かれまくってるんですが、つい先程も受付で就活の話を聞かれたり、看護師さんにサークルのTシャツの話を聞かれたりしました。

 

これはいよいよ、今日の僕は善人ぽいんだと思います。

負担は人相が悪いよりの評価をうけることが多いので嬉しいですね。

声掛けは善人のライセンス。

 

 

次回 未定。

第七百三十五話 俺は可哀想じゃあない

Happy Birth Day to me!!!!!

22歳になりました。いよいよ一切の言い訳できない大人にならざるを得ない年齢。

 

2/27は田村ゆかりさんや高橋李依さん、小泉萌香さんなど多くの女性声優の誕生日です。

他にも横槍メンゴ先生や、インターネット声真似ガールのマスタード姉貴も今日が誕生日です。

TLが俺以外へのおめでとうで埋まってるので、自分がもらってると思い込んで過ごしています。

 

まあ別にひとりぼっちで過ごす誕生日にいまさら何もないというか、僕自身人の誕生日を祝ってプレゼントを贈るみたいな人間関係の構築をさぼってきたのでそれはそうな現状です。

Twitterでおめでとうのいいねやリプライをもらっただけで満足ですし、ちょっといいものを食べて自分をお祝いしたりするので十分嬉しくなれます。

 

それで満足なはずだったんですが、今日は朝からキッチンでお気に入りのガラスタッパーを破壊してしまったり、「誕生日なんだしジム行く前に二郎で豚増しとか食べちゃおうかな~~」って思って行ったらなぜか平日に激混みで断念したり。

それだけなら「なんか誕生日なのに嫌なことが続くし帰っておいしいもの作って食べるか……」って感じなんですが、極め付けに家族LINEで先述のガラスタッパー破壊を報告したら「ごめん!今日誕生日だったね!なんかおいしいもの食べてね!!」とかすごく”優しい”言葉が送られてきましてね。

 

「これ、誕生日を祝われなかったことに機嫌悪くなって癇癪起こして破壊したと思われてる!?!?!?!?」

 

高校の頃に病んでたので基本的に僕のSAN値は家族から全く信用されていません。

流石にそんな誤解で腫れもの扱いされてはかなわないので弁解しましたが。

ダメそう

う~んこの。

三者視点からしたら優しいご両親なのねって感じかもしれませんが、姉の誕生日の時はLINEでスタンプ送るくらいなんですよ。

本当に腫物扱いされてなかったとしても、それはそれで誕生日に友達とかと過ごしてる姉と比べて誕生日に一人で家に籠ってる僕を憐れんでるということになる気がします。

 

なんかそう考えると急にむなしくなってきました。別に自分は一人でちょっと贅沢する誕生日で満足だったのに、かわいそうと思われてると思うと自分がかわいそうな人の気がしてきた。

 

舐めんな!!!

舐めやがって……そんな気の揺らぎで俺の幸せな誕生日を台無しにさせてたまるかよ……。

見とけよ……

申し訳程度のおふざけ

俺だって……

真ん中に氷入れると火の通りがいいって世界一受けたい授業で見た。

オルァ!!!!!

「なんですか?この馬鹿みたいにデカいハンバーグは」

「何言ってんだよ。誕生日と言ったらこれだろ。」

 

俺も結構デカく作ったぜ????

誕生日といえばハンバーグだってフリーレンから学んだので、デカいハンバーグ作りました。

まあ、作ってからフリーレン見たらさらに1.5倍以上デカかったけど。

 

本物より小さいのに半分食べたあたりで油が重かったです。

シュタルク、流石戦士だ。18歳だし。

 

ここで終わったらそれはそれで親への当てつけととられかねないので、親が言うようにビアードパパも食べました。

今健康診断受けたら即入院な気がする。

ドカ食い気絶で死にそうではありますが、さっきまでの自分を憐れみそうになった気持ちは消え失せました。それどころじゃない。

 

大人ってのは自分をかわいそうがらずにコントロールできる人の事を言います。

 

 

次回 未定。

第七百三十四話 顛末

龍が如く8をクリアしまして。

今作で一番好きだった戦闘イントロ

かなり最高でした。

単体としてのストーリーだったりゲーム性自体は過去作と比べてもまあ面白い方ですけど0、維新、7とかには及ばないかなってくらいだったんですが、龍が如くの一つのフィナーレとしては大満足なものでした。

こういうゲームとかって「初めての人でも!」とか言いたくなるけど、今作ばっかりはいきなりやったらかなり説明不足だと思います。多分過去作の中でも一番続編だと思う。

龍が如く7と7の外伝は自分でプレイしなくとも実況を見るとかした方がいいと思います。自分も7は牛沢の実況での履修です。

 

メインストーリーは新旧主人公がきちんとタッグを組んでいる時点でもう最高でしたね。

仲間キャラは新キャラの千歳がめちゃくちゃ可愛いし、

かわいいね

7では仲間にはならなかったソンヒを操作できるのもかなり最高。

今作のソンヒ、かなり萌えキャラです。

ストーリーは完全に7および7外伝の後日談で、ちょっとそれは後付けじゃない?みたいなところも多くありましたが面白かったです。

敵の陰謀とかはこれまでにもあったような感じだったけど、そこに桐生一馬がガンで余命わずかという衰えとか、春日一番の堅気生活の苦労とかプロポーズとかが入って満足感は高かったです。

7外伝のヒロイン、花輪

桐生があくまで大道寺一派としてストーリーに絡む以上、花輪も結構出てきたりでファンサービスは抜け目なかったです。

今作だけのキャラだけどマジで歴代TOP3には入るレベルの良キャラ

あと今作の敵対組織の一つ、ハワイで独自展開した元極道の山井一派を率いる山井豊が本当に最高のキャラだった。

もしこれまでのナンバリングをやってない人が今作をプレイするなら見どころは彼になるでしょうね。

 

で、ここまではメインストーリーの話ですが今作でよかったのは桐生一馬の過去を清算してくれたことなんですね。

桐生一馬は6の時点で死を偽装して裏のエージェントになったため、立会人の伊達さんや7で近江連合本部にいた真島の兄さんや大吾を除いた昔の友人とは一切の接触を組織に禁じられています。

それを伊達さんの計らいだったり偶然の再会だったりで桐生さんが過去と向き合うエンディングノートイベントっていうサブミッションがあるんですね。

これまで愛してきたゲームの主人公の終活に立ち会わせられるゲーム。

6の松永と田頭や、桐生唯一の師とも呼べる小牧宗太郎、スターダストの一輝とユウヤなどの過去作で桐生の仲間だった人たちと正体を隠して再会したり、陰から会話に聞き耳立てたりしたりするんですがこれが本当に良いんですよ。桐生さんって大抵「自分が彼等を巻き込んだ」みたいな考え方をしているんですが、会う人全員その場に桐生さんがいなくとも、桐生さんへの感謝を語って、彼の死を信じていないことを語るんですよ。

自分を軽視して人のために動き、死に際しても自分の人生に価値を見出そうとせず、半ば投げやりに死に急ぐ桐生さんのこれまでの人生をとにかく肯定してくれる。

エンディングノートではほかにも天神交通中島社長や、ムナンチョ鈴木ポケサーファイター狭山薫フォーシャインユキちゃん小雪ちゃんなど、当然プレイヤーの中では心に残っていてもまさか再登場しないと思ってたキャラたちと再会できるのが本当にうれしい。(一応ネタバレ防止で反転)

 

ここまで長々書きましたが、これまでに一作品でも龍が如くに触れたことがある人(プレイでも実況でも)は、触れるべき作品だと思います。7と7外伝をプレイなり実況見るなりしてから触れると最高に楽しめると思います。

自分は龍が如くの実況は牛沢のものが最高だと思っているので、今から8の実況が楽しみですね。7外伝もやってないから2年くらい先になるかもしれないけど。

 

 

次回 未定。