メンヘラ日記

ファッションメンヘラ

第五百六十七話 髪型エピソード

よく、「異性の髪型で何が好き?」という雑談があります。

好きな芸能人や好きなタイプより踏み込んで、SかMかより手前にいる、フェティシズム談議の一番ライトなものだと思います。

 

女性のほうがヘアスタイルの幅が広かったりするので、女性のヘアスタイルを話題にすることはままありますが、女性同士の会話で男性の髪型の話題ってあるんですかね?「角刈りが好き」とかは髪型の話から一歩深いフェティシズムの話題に踏み込みそうですね。

 

自分はショートボブとかショートカット、ベリショとか短めが好きなんですが、それは髪型に対するフェティシズムというよりは自分が中性的な女性が好きなこととか、ショートカットの人は自分の外見に自信がある傾向にあるとか、ショートカットに相関する要素が好きなだけだと思います。

よく「すっぴんが好き」という男はすっぴんでも綺麗な人が好きなだけ、というのと同じですね。

 

話は逸れますが、体の部位で何フェチかという話題でうなじを出す人って当たり障りないこと言ってるなという気がしますね。

 

そもそも自分自身、ヘアスタイルというものにあまり明るくないですからね。

床屋に行っても

「4ヶ月分くらい短く……あ、そうですねスポーツ刈り……刈り上げないくらいで……はい」

という曖昧な注文をしています。スポーツしてないのにスポーツ刈り注文するの、抵抗がありますね。

https://youtu.be/y99AO2-0eDc

 

なのでシースルーバングも「前髪濡れてんな~」とおもっています。

 

ヲタクが美容しらねえから小倉さん怒ってツイートしちゃったじゃねえかよ!

 

ところで、男性が思う女性の可愛い髪型というものにポニーテールがあると思います。

実際に可愛いと思いますし、うなじ好きとの相関もあるんだろうなと思いますが、自分は特別好きな髪型というわけではありません。

 

今日まではそうでした。

 

今日、対面講義をうけていたら自分の前にポニーテールの女性が座りました。斜め前とかに座るのが安牌な気がするのに、なぜか真ん前の席に。

 

出席点だけでいいタイプの講義なのでPCでGeoguessrをやっていたら急に視界が遮られました。

 

図解


おいおいおいおい。

今青看板見つけたんだから邪魔しないでよ。

 

どうしよう。この状態を享受し続けるのはよくない気がするし、かといってこの髪に触れてポイっとするのはもっとダメな気がする。いっそPCを勢いよく閉めたらどうなるんだろうか。

 

まあ、結果的に何かしらのアクションを起こすのはまずいと判断して、狭い視界でGeoguessrやってましたけど。

 

よくヲタクの会話で「ツインテールでビンタされたい」みたいなやつがありますが、それの片鱗を味わった気がします。

 

 

次回 未定。

第五百六十六話 マーチンゲール法ってすごいのよ!!

〜11月初頭、283プロ〜

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「うう……また競馬負けちゃった……」

 

「なんだよチョコ、またTwitterの自称予想屋のツイート鵜呑みにして外してんのか?」

 

「樹里ちゃん……。私競馬向いてないのかな……。でも負け分は回収しないと後には戻れないよね……」

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「お前それギャンブルにハマる考え方じゃn」

⁇「樹里!智代子!」

 

 

マーチンゲール法ってすごいのよ!!」

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「「夏葉!?」ちゃん!?」

 

マーチンゲール法って!?」

 

マーチンゲール法っていうのは、ギャンブルにおいて負けたら次の賭け金を倍々にして行くことで、勝ったときに過去の損失含めて少しプラスになっていい感じになる賭け方よ!」

「同じような考え方のモンテカルロ法と比べてわかりやすいから有名ね!」

 

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「智代子は先週のアルゼンチン共和国杯で500円負けてるから、今週末のエリザベス女王杯では購入単価を倍にすればいいわ!」

 

「なるほど!ありがとう夏葉ちゃん!」

 

〜翌週〜

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「うぅ……重馬場だからジェラルディーナ切ったのに……」

 

「智代子!一喜一憂しないの!負けたらまた倍にして賭ければいいの!今週末のマイルCSではさらに倍プッシュよ!」

 

「シュネルマイスターが来るわ!」

 

~さらに翌週~

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「セリフォスは期待通りだったけどまさかシュネルマイスターが馬券外なんて……」

 

「馬群中央から抜け出せないのが痛かったわね。でも『ソダシを買うやつはミーハー』って言ってドヤ顔で切ったのは智代子も悪いわよ。」

「智代子、あなたはいつも無理して上位人気の馬を切って負けているわね。来週のジャパンカップは思い切って5000円、単価を少し下げて三連複を広く買ったりするといいんじゃないかしら?」

 

ジャパンカップ出走30分前〜

「うーん。ヴェルトライゼンデ、ヴェラアズールは確定として相手はオネストとダノンベルーガかな……」

 

「あ、でも夏葉ちゃんも無理に切らずに広く買えって言ってたしシャフリヤールもさすがに紐くらいには入れたほうがいいかな……」

 

「よし!これだ!」

 

ジャパンカップ確定〜

 

「やったー!当たった!夏葉ちゃんのいう通りシャフリヤールを無理に切らずに紐に入れて良かったよ〜」

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「これで損した分、回収できたかな〜!」

 

これまでの馬券収支



 

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2022/11/28追記

投票成績を確認したところ一回買い忘れたのに記録したやつがあったらしく、回収率は97%でした。

 

 

次回 未定。

第五百六十五話 相対的相対性理論

チェンソーマン第七話エンディング。

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とんでもねぇぜ。

 

あのちゃんをこれまで七索の赤い部分の人としか思っていなかったので、初めてアーティストとして認識しましたがいいですね。

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ゲロチューに関するヤバさばかり話題になってる気がしますが普通に曲としてかなり好きです。

それにしてもあのちゃんの歌声もいいですが、やたら音楽そのものが中毒性があるというか好きなので調べたところ、真部脩一さんが詞曲なんですね。

 

相対性理論じゃねえか!

ドラムも西浦謙助さんなのでかなりそう。

曲の言葉遊びといい、インスト部分に集中して聴くとギターとかドラムがかなり初期の相対性理論です。LOVEずっきゅんとかチャイナアドバイスを感じる。

 

fukkareen.hatenablog.com

この日記のかなり初期に相対性理論が好きって書きまして、その時は「相対性理論というか、やくしまるえつこの歌声が好きなのでは?」って思ってましたが今回この曲を聴いて、俺はきちんと相対性理論が好きだったんだなって思いましたね。当然やくしまるえつこの歌声も好きですけど、自分はきちんと音楽を聴けていたんだなと数年越しに嬉しくなりました。

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顔から好きになった人の内面もきちんと好きだったときみたいな感情です。

 

相対性理論やくしまるえつこも、ティカαも、anoちゃんも、みんな好きです。

 

 

次回 未定。

第五百六十四話 後ろ向きな奇跡

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amazarashiのライブ行ってきました。

 

本当は春開催だったんですけど秋田ひろむさんの体調不良によって延期になりました。

 

有明の東京ガーデンシアターだったんですけど、めっちゃいい箱じゃないですか?初めて来ました。

傾斜がかなりついてる上に席も千鳥配置なので後列でもめっちゃ見やすい。音楽用ホールらしいけど舞台とかもやって欲しい。池袋ブリリアホールは見習って。

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5階席、高すぎる。怖い。やばいロックバンドとか来たら転落者出るのでは?

 

 

セトリはというと、アルバム曲中心かと思いきや半分近く昔の曲で、空洞空洞、夏を待っていました、スターライトなどの好きな曲もいっぱいあって嬉しかったです。

秋田さんの独白も、amazarashiらしい弱いところの曝け出され方をしていて聞き入ってしまいましたね。

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それにしても聴けば聴くほど自分がamazarashi好きなのって奇跡的だなって思うんです。別に「amazarashiに出会えた奇跡!」とかではなく。

 

僕の斜に構えて自堕落な性格からして、amazarashiって敬遠しそうなものなんですよね。

 

amazarashiの曲を聞いたことないという人はYouTubeで調べて再生回数多そうなやつを適当に流して、コメント欄を見てみてください。

 

そういうバンドなんです。

 

なんというか、昔Twitterで流行っていたアボガド6のイラストに似た空気感だと思います。

人間の弱さを歌うポエティックなバンドと、それを崇拝する弱さを抱えたファン。

高校とかの逆張りMAXな自分だったらきっと毛嫌いしています。

 

それでも、自分も弱ってるときにamazarashiに出会ってしまったもので。脳筋に励ますでもなく無責任に肯定するでもない、ただ弱さを歌うamazarashiが心地よかったんですよね。今になって穿って聴くと理解のある彼女が出てきたりするんでキレそうになりますけど。

そういう後ろ向きな奇跡があって、自分はamazarashiの曲が好きになっています。

 

皆さんも、元気なときには聴かなくていいので、何か辛いことがあって、「辛い自分」に浸りたい夜中とかに聴いてみてください。amazarashiにハマるとしたらそういうシチュエーションです。

 

 

次回 未定。

第五百六十三話 カツカレーイデオロギー戦争

カツカレーが好きです。

 

が。

 

林修がカツカレーを酷評することにも、一定の理解は示しているつもりです。

こんなもんニュースにするな

林修はカツカレーを酷評する論拠として「とんかつとカレー、どちらも一流な店はない。どちらかが二流になって結果として1+1が2にならない」というものを挙げているようです。美食屋気取りがよ……。

 

fukkareen.hatenablog.com

ゴーゴーカレーが好きな自分ですが、実際自分もカツカレーを優れた料理として好きなわけではなく「カツカレー」という属性を好んでガッツリ感を味わうために食べている節があるのは事実です。刺身の品質にかかわらず「海鮮丼」という料理をありがたがる人種や、チェーン店の資本系家系ラーメンを「家系」という属性で楽しむ人種と同じ感覚です。

 

ですが自分が考えるカツカレーの弱みは林修とは違います。林修の理屈だととんかつの鉄人とカレーの鉄人が協力すれば素晴らしい料理になると言っているので。

いざ冷静に考えてみるとカツカレーって一つの料理になっていないんですよね。

fukkareen.hatenablog.com

第五百三十六話でも書きましたが、自分は食事に関して「融和」というものを重要視しているらしく、唐揚げや刺身は米との融和度が低いからおかず適正が低く、おかず適正が高いのは米との融和度が高いタレを帯びたものであるということを書いた気がします。

カレーというものは「固」である多くの具材を煮込むことで固の輪郭が融和した存在、「カレー」になり、米と絡んで融和し、「カレーライス」になる。つまりカレーライスは液体的な融和をしているわけです。

しかし、カツというものはあまりに固体で、カツカレーのカツはカレーライスと一緒に食べるにはあまりに固く、あまりに大きいんです。

カツカレーにはどうしても「カレーがかかったカツ」を食べるフェイズとカレーライスを食べるフェイズが存在するんです。カツをスプーンやフォークで切ろうにも固く、自分は一塊のものをかみ切ってまた皿に戻すのがあまり好きではないので基本的にカツカレーのカツは一切れ=一口です。

 

ここで、一つの主張をします。

カレーに乗せるべきは一枚肉のカツではなく、コロッケとメンチカツである。と。

 

カレーと揚げ物を一緒に食べるのがうれしいのは人類の本能的にそうで、それを自分の考えるカツカレーの弱点を克服しながらかなえる場合、ベストはコロッケとメンチなんです。

しかも、専門店の「うわーすごいサクサク!」みたいな本格的なものではなく、スーパーのお惣菜コーナーにいるくたびれてしんなりしたコロッケがベストなんです。スプーンで簡単に切り崩せるコロッケが。

メンチカツにしても、「つなぎ不使用の肉肉!」みたいな本格的な奴はハンバーグみたいに少し硬いので、つなぎがたくさん入ったやる気のないメンチカツが理想です。

 

そういうメンチカツやコロッケならば、メンチカツとカレー、コロッケとカレーではなく、「メンチカツカレー」「コロッケカレー」を名乗ることができるんです。

 

皆さんも「カレーになにかトッピングしたいな」とおもったら、一度試しにとんかつではなくコロッケやメンチカツを載せてみてはいかがでしょうか?

 

 

次回 未定。

 

 

 

 

 

第五百六十二話 味覚のクオリア

親がいないので実験的な自炊をしています。

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独身男性が行き着く飯、炒飯。

 

米がそんなになかったので半年前から冷凍庫で目が合い続けているあまり美味しくない賞味期限切れインスタントラーメンをくだいて入れて蕎麦飯みたいにならないかなーとやってみました。

 

付属のスープを入れた上で普通の炒飯を作る感覚で調味料を入れてしまったのでめちゃくちゃしょっぱかったですが、いい感じにできました。炒飯がベチャベチャになる水分を麺が吸っていい感じにパラパラになりました。

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でも、本当にパラパラなのか?

 

クオリアという概念があります。

自分が感じている赤色と、他者が感じている赤色がどう違うのかわからない。もしかしたら他者が感じている赤色は自分にとっての青色かもしれないみたいな話らしいです。

めっちゃ適当なので各自きちんと調べてください。

 

そして自分がこの炒飯に感じた「パラパラ」という食感は他者からしたら「パサパサ」なのかもしれません。

 

辛さとか甘さには感じる程度の差はあれスコビル値とか糖度みたいな定量的な基準があるのである程度はすり合わせができる気がしますし、そもそも脳に障害がない限り「僕が感じている甘みが他者にとっては辛み」ということはあまりないと思います。

 

ですが、同じ油を纏って水分が飛んでいる状態を「ポジティブなパラパラ」と「ネガティブなパサパサ」に隔てる違いというものはかなり主観に依る気がします。

 

自分は他人と自分の主観の差というものをかなり重く考えていて、友達に「美味しいご飯屋さんを教えて」と言われても自分の主観で美味しいものを勧めることがとても無責任な気がして「この店は量が多くて良い」とか「この店はしょっぱくて良い」、「この店は揚げ物がアホなので良い」みたいな美味しさとは違う指標で勧めることになります。多分よっぽどこっちの方が無責任。

 

 

みんなも試しにインスタントラーメンでそばめし炒飯作って、パラパラになったかパサパサになったか教えてください

 

 

次回 未定。

第五百六十一話 どうせの先

第四百話にて。

fukkareen.hatenablog.com

 

自分、自炊するようになったらカレーに頼るんだろうなみたいな話を書きました。

 

 

やっぱりね。

 

 

5日間ほど母が単身赴任中の父のもとに旅行に行ったので姉と二人暮らし状態です。

で、食費を渡されはしたものの、何とかして懐に入れたいものです。

その結果の冷蔵庫のものをぶち込んだカレーです。

肉が全然なかったので、冷凍のシュウマイを砕いて入れました。

カレーは玉ねぎを思ってる倍入れて水の代わりにトマト缶とかトマトジュース入れると大体おいしくなります。

ごぼうと油あげを入れた結果、カレーを食べているのに筑前煮や豚汁を食べている気がする瞬間があります。

 

学校に持っていく弁当もこれとスパゲティを炒めたものです。

自分は同じものを食べ続けることがさほど苦ではない人間なので、これでいいのだ。

ただ、第四百話で危惧したように、ルーの油が少し重いですね。

最近朝起きて2時間くらい何も食べたくないくらい胃腸の調子が芳しくないので困ったものですね。

 

ちなみに食事以外だと姉があんまり家事をやらないので少し不満です。

 

次回 未定。